100年以上続く老舗のお店から、新しいお店まで

和洋新旧のバランスのとれた街並みで140年を超える歴史。

独自進化のガラパゴ商店街へようこそ!!
海沿いの西国街道をもとに、神戸で最も古くから商店が並ぶ街「元町商店街」。
現在の「神戸元町商店街」は五つの振興組合で形成される。元町商店街誕生当時、最も栄えていたのが「元町五丁目商店街」界隈である。140年を超える歴史の中で明治初期には「同志社」創立のもとになった、日本最古級のプロテスタント教会「摂津第一公会」が5丁目西端に設立。神戸港開港にともない多くの 人が住みつき、町が形成された。その後大正から昭和初期にかけて、人口が密集した結果、繁栄した大棚店舗が多く、百貨店「そごう」、「君の名は」の劇作家菊田一夫が働いた「珍産商会」、映画評論家淀川長治が足繁く通った「宝文館書店」など有名店を多く輩出した。100年以上続く老舗の「平村写真室」「ゑり卯商店」「横山慶文堂」「弥生美容院」「元町長崎屋本店」「宮北
洋服店」は現在も営業中である。和洋新旧のバランスのとれた街並みは現在も健全で、独自の進化を遂げていることから「ガラパゴス商店街」と自負している。
2016年現在70店舗が営業、そのうち物販販売が31店、飲食業が16店、その他23店という構成である。昔のガス灯から受け継いだアーケード照明の「すずらん灯」のデザインは古きよき時代の「五丁目」の雰囲気をかもし出している。学問の神様として1200年の歴史がある「走水神社」も5丁目南に鎮座する。
アクセスはJR 元町駅西口から南へ徒歩8分、阪急花隈駅東口から南へ徒歩2 分、阪神西元町駅東口から徒歩2分、市営地下鉄海岸線みなと元町駅西口から徒歩1分。