今月のpeople
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1972年生まれ。トレンディドラマが全盛だった高校時代はアパレル業界に興味をもつ・・・ものの、祖父の代から続く眼鏡店で、今日も父と一緒に店に立つ。グッドマナー、グッドハートの持ち主で、老若男女から頼りにされている"シゲちゃん"。男子なのに美文字!
―5回目を迎える「フラメンコインモトマチ5」のアイデアはいつから?
三宮センター街の店で仕事をしていたころからです。フラメンコを踊る東仲マヤさんのお父さん、東仲一矩さんと僕の親父が知り合いだったことから、フラメンコ?フラメンコ!街でフラメンコっておもしろそうかもしれない・・・とヒラメキました。 フラメンコは日本では見る機会の多いものではないと思いますが、だからこそ、お金を払ってわざわざ見に行くというより、街を歩いていて、日常で出会える場をつくりたい、身近に感じて欲しい・・・と。イベントのためのイベントというより、もっと文化的なものをやってみたいという思いをもっていました。

―第1回目はいつでした?
2013年の秋です。元町商店街に店を移転したのが2013年4月で、事業部に入りませんかと誘われ、7月から準備を始めました。出演者の方とスケジュール調整をして、ステージ設営の段取りをして、PRも商店街はもちろん、チラシとポスターをもって、見にきてくださいねと、知人友人たちに声をかけて回りました。 三宮で仕事をしていたとき、企画部で経験し学んだことが役に立ったのと、元町に来てから「何でもやってみたら!」と、理事さんたち、組合員さんの応援とフォローがあったから実現できたと思います。

―目標は何回ですか?
10回です。2回、3回と続けるうちに、毎回、気づくことがありますね。こうした方が、もっとよくなるって。神戸マラソンの日と重なった年があったので、日程は慎重に決めています(笑)。あと、お天気も気になるのですが、これはどうにもならないですね。 フラメンコの魅力は踊りと伴奏から生まれる、圧倒的な熱量と迫力です。前回は天候には恵まれませんでしたが、東仲マヤさんたちが太陽を持ってきたと感じるくらい熱かったです。

(写真 田村嘉久/夜市スナップ 五丁目広報提供)