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ここは小学校、中学、高校とお世話になった学びの友、教科書の販売店。店番の人が新聞、雑誌を読む姿が少なくなり、パソコンの画面を見つめ、スマホを操作しているのが大半というご時勢に、店長さんは勉強をしているのだった。 |
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実家は商売をしていて、嫁ぎ先も商売の家。結婚する時、母が今の主人に、仕事は手伝わなくていいのですかって、気を利かせて聞いてくれました。そのときは「忙しいときに手伝うくらいでいいんですよ」と言われたそうです。それが、しばらくして店員さんが辞めてしまい、運転免許を持っていたので、自然な流れで教科書を学校に届ける営業の仕事を始め、今日に至る・・・です。長男、次男、長女と3人の子育ても、仕事もそろそろ一区切り・・・というころ、宝文館さんだったところに店を出すというので、じゃあ、働きます!と言って、今年で4年目になりました。
以前は届けるだけで、教科書を開けたことすらありません。店番をしてはじめて、いろんな人が教科書を買っていくものだとびっくりしました。教育実習を控えた学生さんから、社会人になり専門知識を部下に分かりやすく説明するために、高校の教科書で勉強しなおしますという方や、孫の勉強を見てあげるためにとか、一緒に英語の勉強をしたいとか、お客さんの話しに刺激を受けて、私も店番の合間に教科書を読むようになりました。記帳をするときに恥ずかしくないよう、正しい漢字の書き順を練習してみたり・・・学びなおしたいことがいっぱいです! |
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